仮想通貨市場は6日、朝7時時点ではビットコインが前日比3%高で推移したほか、時価総額上位の通貨にも10%高を超える通貨が目立つなど、久しぶりの全面高相場になった。
先日まで上値が重い展開が続いていたビットコインは、4日に下落に転じる場面が見られたが、42万円台で底堅さをみせていた。5日深夜から6日明朝にかけての上昇では、4日に下落した値幅を打ち消すシンプソン相場”の様相を呈している。
今回の相場上昇がなぜおこったのか? 状況を追って解説する。
アルトコイン主導で反発
5日には、スターバックスの仮想通貨決済導入のほか、機関投資家取引所LGO Marketsなどの良いニュースも相次ぎ、投資家心理に緩和の兆しが見られたこともあるが、6日時点で高騰した通貨(LTC、EOS、BNB)のチャートとビットコインチャートを比較すると、アルトコイン主導の反発であったことがわかった。
メイン:BTC 黄色:BNB 緑:EOS 紫:LTC
6日7時時点の変動率:EOSは、前日比13.36%高。LTCは前日比13.86%高。BNBは20.66%高。
ビットコインが3%の上昇に留まっている中で、これらの通貨が高騰した背景には、複合的要因があるが、チャート比較を通してみた場合、最も上昇率が高く単独上げを記録していたバイナンスコイン(BNB)が、全通貨に先行して上昇、相場の牽引要因になっている。
アルトコイン先行の流れは、厳しい地合いが続く2019年には度々見られている動きで、3月1日にも、LTCとETHの高騰にビットコインが連れ高となる場面が確認されている。
ビットコインのドミナンス比率が50%越え、他の金融マーケットと比較して一つの銘柄に時価総額が集中している仮想通貨市場では、これまでビットコインが先行して、他のアルトコインが連動する動きが多く見られたが、アルトコイン先行の動きが出始めていることは、大変興味深い傾向であると言える。
これは、多くの金融機関の参入や、Binanceなどを中心に既存の仮想通貨取引所でも、「仮想通貨 to 仮想通貨」の取引から、「Fiat(法定通貨) to 仮想通貨」の取引導入の流れが加速していることが要因に挙げられる - bitseven.com.
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