ロシア連邦中央銀行総裁エリヴィラ・ナビウリナ（Elvira Nabiullina）の「仮想通貨に対する市場の興奮が衰え始めた」という発言の影響により、ビットコインやその他の主要な仮想通貨価格は金曜日に下落した。
ビットコイン価格はFidelity Asset Servicesが主に機関投資家向けにビットコインやイーサリアムの取引を開始するなど幾つかの良いニュースがあったにもかかわらず、ビットフィネックス取引所では1.8％下落し6,584ドルとなった。
金融技術フォーラムFINOPOLISにてナビウリナ氏は、ブロックチェーンのプロジェクトとICOの大部分が失敗してから投資家たちの仮想通貨への関心が薄れていることを示唆した。
ナビウリナ氏は「我々はFINOPOLISフォーラムを4回開催しており、以前はこのイベントの至る所で仮想通貨熱を目の当たりにしていた。しかしその熱は明らかに消え始めている」と述べ、
「我々の見解では、以前はブロックチェーンの技術が大きな関心を生んでいたが、現在はこのような技術に対して静観する姿勢が見られる」と付け加えた。
「我々の見解では、以前はブロックチェーンの技術が大きな関心を生んでいたが、現在はこのような技術に対して静観する姿勢が見られる」と付け加えた。
また、「黎明期の主要なICOモデルの多くは欺瞞に満ちていたが、ICOのモデルが資金を調達する効率的な方法である事は間違い無い」とも述べている。
他のニュースでは、インド最大の仮想通貨取引所Zebpayが拠点をマルタへ移すことを決定した。
インド準備銀行（中央銀行）が今年初めに国内銀行へ仮想通貨を扱う企業との取引を停止するよう勧告したため、インド国内の仮想通貨取引所は本拠地を移す必要があった。Zebpayはルピーでの取引を始めサービスを停止し、最終的にインドにおける取引所を閉鎖した。
Zebpayはウェブサイト上で、マルタを含む20のヨーロッパ諸国の住民に向けた新しい取引所を設立すると発表した。
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