Thứ Hai, 15 tháng 10, 2018

ビットコイン(BTC)開発者Jimmy Song氏の動画解説:サブマリンスワップとは?

ビットコイン(BTC)開発者Jimmy Song氏の動画解説:サブマリンスワップとは?


Bitseven.com - ジミー・ソン(Jimmy Song)氏は、ビットコイン(BTC)の開発者であり、起業家でもあります。開発に参加しながらYoutubeチャンネル「Off Chain with Jimmy Song」にて、仮想通貨やブロックチェーン関連の様々なトピックについて配信しています。
今回は2018年9月16日に配信されていた「サブマリンスワップとは?(What is a submarine swap?)」を解説した全編英語の動画について、英語が読めない方の為に翻訳してまとめました。
まずはじめに「アトミックスワップ」を理解しよう
サブマリンスワップについて理解するために、一歩戻ってアトミックスワップについて話そう。取引を行うような状況では、自分が相手を信頼する必要がある。どちらかは初めにお金か商品を渡さなくてはならない。
例えば、AをBと交換する時、AとBのどちらかを先に一方の人に渡す必要がある。ある時点で同時に交換を確実に成り立たせるのは簡単ではない。一方がもう一方を騙して両方持ったまま逃げてしまうかもしれない。
初期のeBay(ネットオークションサービスなどを提供する企業)では、お金を受け取って品物を渡さないということが実際にあった。この過去事例は、第三者が品物と代金の両方を受け取り、条件通りであることを検証した上で双方に渡すというエスクローやそれに類する仲介サービスをもたらした。
このよなサービスは、今日ではデジタル商品にも存在する。ここで、両者が同時に欲しいものを手にするという「アトミックスワップ」を行うことのできる可能性がある。
どちらか一方がAとBを両方手にする瞬間が無いというのがアトミックスワップの背後にある考え方だ。仮想通貨のディークレッド(Dcred/DCR)とライトコイン(Litecoin/LTC)の関係者と一緒に撮った動画を見てもらえば、異なるブロックチェーン間でオンチェーンのアトミックスワップが可能だということが分かるだろう。
交換するディークレッドとライトコインの両方を同時に手にすることはできないような形でアトミックに交換できるということだ。金融の世界ではこれは「DVP(Delivery Versus Paymentの略)」と呼ばれている。取引相手のリスクや、持ち逃げされる心配がない。
同じことをライトニングネットワークで実現することも可能だ。これは「クロスチェーンアトミックスワップ」と呼ばれている。ビットコイン(Bitcoin/BTC)およびライトコイン上でライトニングチャンネルを開いていれば、アトミックスワップが可能だ。ライトニングチャンネル上のライトコインをライトニングチャンネル上のビットコインと交換することができる。
では「サブマリンスワップ」とは?
サブマリンスワップはライトニングチャンネル上のビットコインとオンチェーンのビットコインをやり取りすることができる。
通常ライトニングのチャンネルを開くときには1000円分くらいのコインが必要なのだが、これを使えばチャンネル上のお金が減ってきても、お金を入れるために改めてチャンネルを開き直す必要がなくなるため節約することができる。
しかしもっと面白いのは、これをクロスチェーンで行った場合だ。ビットコインチャンネルでライトニングチャンネルを開き、ライトコインで資金を補充しようとした場合、従来はライトコインをビットコインと交換し、チャンネルを一度閉じて、入金とともにもう一度開く必要があったため、非常に不便だった。
しかし、サブマリンスワップを使えば、オンチェーンのライトコインをライトニングチャンネルのビットコインと交換することができる。つまり、ライトニングチャンネルを、例えば100ドル入金したデビットカードのように考えることができる。使えば減っていくが、またライトコインによって入金すればよい。
ビットコインをライトコインと交換したいという取引相手がいる限り、交換ごとに同じことを行うことができる。さらに素晴らしいのは、Blockstreamのリキッド(Liquid)のような、大量の取引が可能なサイドチェーンのコインを持っている場合、それぞれのコインに流動性を持たせることができることだ。
例えば、リキッドのサイドチェーン上にいくらかのコインを持っているなら、サブマリンスワップを利用してそのコインでチャンネルに資金を追加することができる。チャンネルを閉じて、もう一度開く必要が無くなり使いやすくなる。
サブマリンスワップのメリットとは?
チャンネルを開いたり、資金を追加する際の不便さは長い間ライトニングに反対する議論の1つとなっている。ブロックが大きくなれば、世界中の人々にサービスを提供することができなかったかもしれないが、サイドチェーンのビットコインで資金を補充することでそれが可能になるだろう。
ライトニングをある種のデビットカードと考えた場合、サイドチェーンに例えば1万ドル持っていたとしてCEOも、ライトニングチャンネルには少額だけを補充しておくだろう。
使い切るたびに補充すれば良い。セキュリティの性質はそれぞれ異なり、消費者のトランザクションに近づくほど、リスクもやや高いものになると考えられる。それがライトニングチャンネルには限られた資金しか置かない理由。これが世界が今向かっている方向だ。この非常に賢い方法で、複数の層の技術を利用し、オンチェーンのトランザクションを減らすことができる。これは非常に強力だ。






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